
優先席は文字通り身体の不自由な方などに譲る席であることは、皆さんご存じかと思います。
しかし、周りに体の不自由な方がいない場合は普通に座る事もできます。
優先席では、「席を譲るか、譲らないか」が一番難しいのではないでしょうか。
疲れていたりすれば、同じ金額を支払って乗車しているのですから、誰しも座りたい気持ちになりますよね。
そんな優先席に二度と座らなくなった私の体験談を紹介します。
この体験談をご覧いただき、「優先席に座るとこういうこともあるのか...」と参考にして頂ければ幸いです。
- 優先席に座らなくなった経緯
- 優先席での体験からのその後について
座らなくなった経緯
電車の優先席に座っていた時の出来事です。
ふと時間が確認したくなったので、当時使用していたガラケーをポケットから少し出しました。
※ガラケーはサイドボタンを押すと時計の時刻確認ができます。
ガラケーを取り出した時、前に立っていた男性(60代ぐらい)が私の前髪をかするぐらいに手を振りかざしてきました。
私はイヤホンを付けて音楽を聴いていたので、最初何が起きたのかわかりませんでした。
たまたま当たったのかと思って顔を見上げてみると、その男性はこちらを見ていたので急いでイヤホンを外して「何ですか?」と尋ねました。
そしたらその男性は「この席は何の席か知らないのか!」と怒鳴り声で私に訴えてきたのです。
※因みに車両中に聞こえていたと思います。

いやーこの時は本当にビックリした、いきなり怒鳴られるんだもの。

そりゃ誰でもビックリするでしょ。
確かに優先席で携帯の電源を入れいた事は事実です、注意されても仕方ありません。
しかし、車両中に響き渡るほどの声で怒鳴り散らさなくても…と思いました。
私の横に座っていた女性も完全に委縮してしまっていました。
因みにその男性は一駅ぐらいですぐ下車していきました。
たまたま嫌な事でもあって、そんな注意の仕方をしたのかわかりませんが…
携帯をポケットから数センチ出して、時間を確認することをしたがために起きた事です。
その後について
優先席に対する認識
私はこの事が起きて以来、電車に乗る時は絶対に優先席には近づかなくなりました。
優先席が空いていようが座りませんし、近づきません。
優先席に近づくと同じ思いをするかもしれない、という恐怖心があるからです。
それまでは優先席でなくても、立っているのが辛そうなご老人の方に席を譲ったりしていましたが、 そんな事もできなくなってしまいました。
「知らない人から何を言われるかわからない」という警戒心が強くなってしまったからです。

トラウマになっちゃったわけだ。

ええ、本当に世の中には色んな人がいるよね。
腕時計を必ず身に着けるようになった
優先席での体験から腕時計を必ず身に着けるようになりました。
仕事などする上で時間を確認できないと不便だったこともありますが、この事が引き金にあったのも一利あります。

最近だと、スマホがあるから腕時計は
必要ないって人もいるよね

うん、でも両手がふさがっててスマホがすぐ取り出せないこともあるから...私は腕時計をしていないと不安になっちゃうね。
譲る事に関して
優先席には相変わらず近づけませんが、混んでいる電車内で足腰が弱っているご老人に手すりのある場所を譲る程度の事ははできるようになりました。
その時はご老人と介助されてる方に「すいません、ありがとうございます。」と笑顔で返してもらい、「素直に気持ちよく返してくれる方もいるんだな」と思いました。
まとめ
一人でも多くの人が私と同じような経験をしなければと願う思いで、この記事を書きました。
中には優先席でなくても、親切心で席を譲って「席を譲られるほどお年寄りではない!」と逆上する事例もあるぐらいです。
本当に世の中には色々なタイプの人がいるので、自分の好意が悪い事に繋がることもないとは言いきれません。
皆さんも優先席には気を付けましょう('◇')ゞ
他にも体験談を紹介しております。


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